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第19回フットケアスキルアップセミナーのご報告

2019年4月27日に、第19回目となったフットケアスキルアップセミナーが開催されました。回を重ねる毎に参加者も増え、ついに100名を超す盛大なセミナーとなりました。

今回のセミナーは、代表理事山本孝志によるフットケアデモンストレーションか始まり、3名のモデルさんの足をお借りして、胼胝・鶏眼・巻き爪の手技を披露させていただきました。

毎回恒例となったこのデモンストレーションを楽しみにされている方も多く、特に鶏眼ケアの見事なケアには皆さん圧倒されていたように思います。

デモンストレーションの後は、特別講演。今回は特別講師に皮膚科医の高山かおる先生と理学療法士の田中義行先生をお迎えしました。お二人とも多くの書籍を執筆されていたり、メディアにも出演されている人気の先生で、大変貴重なお話を伺うことができました。

 

田中義行先生には、「理学療法士が教える!高齢者クライアントのためのポジショニング~フットケアをする側される側、お互いの負担軽減のために~」という演目でお話しをして頂きました。フットケアを行う時に相手の足の緊張や硬縮を緩めるための姿勢の改善方法など、目からうろこの情報が満載でした。

 

高山かおる先生には、「爪トラブルの実際~その原因と治療・対処法、セルフケアに至るまで~」という演目で、主に爪の疾患やとの見分けなどについて詳しくお話しをして頂きました。

爪トラブルのほとんどは外傷が原因で起こってくるということで、爪そのもののお手入れも大事ですが、爪への圧迫や過度な刺激がかからないように、靴・歩き方・体重のかかり方などに気を付ける必要があります。トラブルが起きる前に普段から爪に対して興味を持ち、ちょっとした異変に気が付けるようにしてほしいというのが、高山先生からフットケアに携わる方々への言葉でした。

そして今回のセミナーを締めくくったのは、トークセッションです。事前にフットケアに関する質問事項を集め、パネリストの先生方に回答して頂きました。パネリストには、特別講師の高山かおる先生、田中義行先生の他、セラピストの平扶美子さん、介護福祉士の橋本敬子さん、看護師でフットケア指導士の村田教子さんの5名。司会進行役は代表理事山本孝志が務めさせていただきました。

 

「爪白癬の見分け方を知りたい」「寝たきりや振戦のある方のポジショニングについて知りたい」「高齢者の爪切りをする際に気を付けるポイントは?」など、これらの質問に対し、各専門分野の立場からの意見を言っていただきました。さまざまな考えがあると思いますが、自分以外の人達のやり方や考えを聞くことで自分自身のケアに確信が持てたり、改善点が見えてきたのではないでしょうか?

セミナー後に開催した懇親会には、今回初めてセミナーに参加された方や非会員の方などを含め大勢の方が参加してくださいました。懇親会は、いろいろな方々との知り合える場所であり、交流を深め、情報や意見交換ができ、フットケアという輪で繋がることができます。懇親会でお友達ができた方もたくさんいらっしゃいますので、次回セミナーに参加予定の方は、ぜひ懇親会にも顔を出してみてください。